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お知らせ

院長だより

2017年12月16日

当クリニックの紹介

クリニックの入口の両側にある「木立の庭」には、樹齢約50年、幹周り約1.5mの大木が6本植わっています。

実はこの大木達は、元々新棟の場所に自生していましたが移植をして、今の場所に戻しているのです。
なぜこんな大木達をわざわざ移植して、また植えたのかというと・・・。

 

先代は急死する直前まで、クリニックの増築計画を進めていました。まさにその亡くなった週に、最後の契約が予定されており、後は契約印を押すのみとなっていました。結局その計画はなくなりましたが、設計図を見たところ、旧棟の裏にあった雑木林の一部を駐車場にして、その中の大木5本をそのまま残す計画になっていました。私は、先代の後を継いでから毎日診察室の窓から裏の雑木林を眺めていました。きっと先代も同じように、忙しい診療の合間に大木達を見ていたのではないかと思いました。

旧棟の裏にあった雑木林

 

雑木林の大木達は今の透析室の「光の庭」にある大木と同じ高さで、春は新緑の緑、夏は青い空に蝉やカブトムシ居場所となり、秋は紅葉の赤色、冬は白い雪の帽子を被った大木達が、四季折々の風景をみせてくれました。自然があって人はいる、人は自然から命をもらっているのだと思いました。いつしか大木達は、私の心の癒しとなっていました。
私が新棟を計画した時、先代が大木を残そうと考えたように、私もまずこの大木を活かしながら緑の癒しをみなさんに感じてもらえる建物にしたいと思いました。その想いを設計士に伝えたところ、設計士も私の考えに共感してくれました。しかし、今まで大木の移植を試みようとした人はいなかったそうです。話をしてから設計士は何軒も業者を当たり、やっと大木の移植のできる海外での経験もある稲沢市の業者さんを見つけてきてくれました。

さて、雑木林の移植はどうなったのでしょうか・・・・・。

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